プレスリリース
当社と共同研究を進めている東京工業大学 上野教授らの論文が、2022年のScientific Reports誌のCell and Molecular Biology分野に掲載された全論文中、ダウンロードされたTOP100の論文にランクされました。
現在、当社は科学技術振興機構による研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型) 令和4年度新規課題に採択された「迅速微量多検体構造解析を可能とする無細胞タンパク質結晶化技術の開発」を、東京工業大学の上野教授らのグループと進めています。その基本内容をScientific Reports誌に発表した上記の上野教授らの論文が、2022年の同誌のCell and Molecular Biology分野に掲載された1935論文中、ダウンロードされたTop100の論文の一つに入りました。
株式会社セルフリーサイエンス
科学技術振興機構(JST)による研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(本格型) 令和4年度新規課題に採択されました。
科学技術振興機構(JST)による研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
産学共同(本格型) 令和4年度新規課題に採択されました。
分野【第4分野(アグリ・バイオ】
研究課題『迅速微量多検体構造解析を可能とする無細胞タンパク質結晶化技術の開発』
研究者『東京工業大学 生命理工学院 教授 上野 隆史』
㈱セルフリーサイエンスは、東京工業大学 上野教授が研究開発を進めた技術を
コムギ無細胞タンパク質合成技術の強みを活かし、迅速かつ微量で、多検体の構造解析を実現可能にする
結晶化技術の開発を進め事業化に繋げていきます。
株式会社セルフリーサイエンス
新開発のタンパク質間相互作用(PPI)スクリーニング技術『CF-PPiD』を記者会見で発表しました。
株式会社セルフリーサイエンス と愛媛大学 澤崎達也教授らの研究グループは、約20,000種類のヒトタンパク質を搭載する『20Kヒトビーズアレイ』に『近接依存性ビオチン標識技術』を応用した、新しいタンパク質間相互作用(PPI)スクリーニング技術『CF-PPiD』の開発を記者会見で発表しました。
内容の詳細はこちらです。
記者会見の際の発表資料はこちらです。
ヒトプロテインビーズアレイを用いた新しいタンパク質間相互作用(PPI)スクリーニング技術『CF-PPiD』が論文で報告されました。
コムギ無細胞合成システムにより合成された20,000種類のヒト由来のタンパク質を搭載した『20K ヒトプロテイン ビーズ アレイ』に『近接依存性ビオチン標識技術』を応用した、新しいタンパク質間相互作用(PPI)スクリーニング技術『CF-PPiD』が論文で報告されました。
『CF-PPiD technology based on cell-free protein array and proximity biotinylation enzyme for in vitro direct interactome analysis Scientific Reports volume 12, Article number: 10592 (2022)』
https://www.nature.com/articles/s41598-022-14872-w
Abstract
Protein–protein interaction (PPI) analysis is a key process to understand protein functions. Recently, we constructed a human protein array (20 K human protein beads array) consisting of 19,712 recombinant human proteins produced by a wheat cell-free protein production system. Here, we developed a cell-free protein array technology for proximity biotinylation-based PPI identification (CF-PPiD). The proximity biotinylation enzyme AirID-fused TP53 and -IκBα proteins each biotinylated specific interacting proteins on a 1536-well magnetic plate. In addition, AirID-fused cereblon was shown to have drug-inducible PPIs using CF-PPiD. Using the human protein beads array with AirID-IκBα, 132 proteins were biotinylated, and then selected clones showed these biological interactions in cells. Although ZBTB9 was not immunoprecipitated, it was highly biotinylated by AirID-IκBα, suggesting that this system detected weak interactions. These results indicated that CF-PPiD is useful for the biochemical identification of directly interacting proteins.
要旨
タンパク質間相互作用(PPI)解析は、タンパク質の機能を理解するための重要なプロセスである。最近、我々はコムギ無細胞タンパク質生産システムにより合成された19,712個の組換えヒトタンパク質からなるヒトタンパク質アレイ(20 K human protein beads array)を構築した。ここでは、近接ビオチン化に基づくPPI同定のための無細胞タンパク質アレイ技術(CF-PPiD)を開発しました。近接ビオチン化酵素AirIDを融合したTP53および-IκBαタンパク質は、それぞれ1536ウェル磁気プレート上で特定の相互作用タンパク質をビオチン化した。また、AirIDを融合したcereblonはCF-PPiDを用いて薬剤誘導性PPIを持つことが示された。AirID-IκBαを用いたヒト蛋白質ビーズアレイにより、132個の蛋白質をビオチン化し、選択したクローンが細胞内でこれらの生物学的相互作用を示すことが確認されました。ZBTB9は免疫沈降しないが、AirID-IκBαにより高度にビオチン化され、本システムが弱い相互作用を検出することが示唆された。これらの結果は、CF-PPiDが直接相互作用するタンパク質の生化学的同定に有用であることを示している。
※㈱セルフリーサイエンスでは、『CF-PPiD』を用いる分子間相互作用解析サービスを展開しており、皆様のご利用を心よりお待ちしております。
週刊愛媛経済レポートで当社の研究開発の取り組みが紹介されました。
週刊 愛媛経済レポート(2021年(令和3年)11月8日)第2273号で、当社が愛媛大学と協力して進めている『標的タンパク質分解誘導薬剤(TPD)』開発への取り組みが紹介されました。
遠藤彌重太愛媛大学特別栄誉教授による、コムギ胚芽を用いた無細胞タンパク質合成システム開発の成果が、『Proceeding of the Japan Academy, Series B』に掲載されました。
遠藤彌重太愛媛大学特別栄誉教授(当社社外取締役)による『コムギ胚芽無細胞タンパク質合成技術』の確立までの論文が、日本学士院より発行される『Proceeding of the Japan Academy, Series B』に掲載されました。
筆者らが新たに開発した無細胞タンパク質合成システムは、小麦の胚をベースにしており、高い翻訳活性と安定性に加えて、多くの優れた特徴を持っています。新たに開発した周辺技術と組み合わせて、研究や応用科学の分野で実用的な無細胞タンパク質合成システムが確立されました。
本研究に関する論文はこちらをご覧ください。
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjab/97/5/97_PJA9705B-03/_html/-char/ja)
株式会社テクノプロ テクノプロ・R&D社との業務提携に関するお知らせ
株式会社セルフリーサイエンスは、株式会社テクノプロ テクノプロ・R&D社とセルフリーサイエンス製コムギ無細胞タンパク質合成試薬の商業目的使用について業務提携いたしました。
詳細は下記プレスリリースをご覧ください。
三日熱マラリアの肝内休眠型血清診断マーカーの開発に成功
愛媛大学プロテオサイエンスセンターの高島英造准教授、森田将之講師、坪井敬文教授と株式会社セルフリーサイエンスのマティアス・ハーベス(Matthias Harbers)次長らの国際研究グループは、三日熱マラリア再発の原因となっている肝内休眠型原虫感染者を見つけることのできる血清診断マーカーの開発に成功しました。
この成果は、愛媛大学プロテオサイエンスセンター、株式会社セルフリーサイエンス、The Walter and Eliza Hall Institute of Medical Research(WEHI)、パスツール研究所、Foundation for Innovative New Diagnostics(FIND)を主要なメンバーとする国際共同研究プロジェクトによるものです。またこのプロジェクトは、2015年10月から2017年3月まで公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(以下「GHIT Fund」)の助成を受けて開始しました。
今回の研究成果は、マラリア撲滅の難敵である三日熱マラリア肝内休眠型原虫の診断を世界で初めて可能とするもので、その治療を安全かつ有効に推進できる重要な成果と位置づけられます。
この研究成果に関する論文は、日本時間の2020年5月12日(火)付けでNature Medicine誌に掲載されました。
<Nature Medicine誌>
Development and validation of serological markers for detecting recent Plasmodium vivax infection
愛媛大学とヒトに作用する抗体の特異性をゲノムワイドに評価できる新しい技術を開発
株式会社セルフリーサイエンス 森下 了 研究開発部長および愛媛大学プロテオサイエンスセンター 澤崎達也 教授らのグループは、特定のヒトタンパク質に対する抗体の最良の検証技術として、約20,000種類のヒトタンパク質から目的抗体と結合するタンパク質を同定する新しい技術の開発に成功しました。
本技術は当社が開発したタンパク質アレイ技術を使用するもので、「CF-PA2Vtech」と名付けられ、市販抗PD-1抗体等の検証を行ったところ、標的以外の交叉する複数のヒトタンパク質を新たに発見し、それらは類似のエピトープを持つことが初めて確認されました。
この研究成果に関する論文は、2019年12月18日付けでScientific Reports誌に掲載されました。
CF-PA2Vtech: a cell-free human protein array technology for antibody validation against human proteins
https://www.nature.com/articles/s41598-019-55785-5
詳細は、下記のプレスリリースをご覧ください。